【PowerApps】無料で使える!開発者プランの登録方法
PowerAppsとは?
PowerAppsの概要
「Microsoft Power Apps」(以下PowerApps)とは、業務用アプリをローコードで作成できるクラウドアプリ開発プラットフォーム。Microsoftが提供するローコード開発ツール群「Microsoft Power Platform」(以下PowerPlatform)の1つです。
詳しくは以下の記事で解説しています。
本格活用には資格取得がおすすめ
PowerAppsを本格的に活用していきたい方は、PowerPlatform製品も同時に勉強していくのがおすすめ。Microsoftが基礎レベルの資格を提供しているため、興味のある方はこちらをチェックしてください。
PowerAppsはPowerPlatformとの連携が簡単!1つ目の記事で、実際の活用事例を紹介しているので、気になる人は見てみてください。
開発者プランとは?
無料でフルアクセスできる
開発者プランは、Power Apps・Power Automate・Microsoft Dataverseを無料で使用することができるプランです。Office 365・Azure SQL・Dropbox・Twitterなど400以上のカスタムコネクタも接続・構築が可能。
なお、2021年5月に「コミュニティプラン」から「開発者プラン」に名称を変更しています。
他の環境にエクスポートできる
開発者プランで作成したソリューションは、他の環境へエクスポートすることができます。のちにライセンス契約をした場合でも、これまで作成したソリューションがなくなるわけではないので安心です。
(参照:ソリューションの概要)
登録する方法は?
簡易版
② アカウントのセットアップ
③ アカウント情報を入力
④ 「同意」を選択
上記の手順でサインアップできます。詳しくはMicrosoftの公式ホームページを参照してください。
詳細版
1. 開発者プランのウェブページにアクセス
Microsoftの公式ホームページにアクセスします。中心にある黒いボタン「無料で始める」をクリック。
2. アカウントのセットアップ
クリックすると、Microsoftアカウントの作成画面が表示されます。登録可能なメールアドレスは、職場・学校のメールアドレスのみなので注意してください。
※職場・学校のメールアドレスを持っていない場合は、こちらの記事 を参照してください
3. アカウント情報を入力
次の画面で、メールアドレス・国/地域・電話番号を入力します。入力が完了したら、「作業の開始」をクリック。
詳細の確認に進むと、ユーザーIDが発行されています。ユーザーIDを確認できたら、「はじめに」をクリックしましょう。
4.「同意」を選択
プライバシーなどに関する注意事項を確認したら「同意」をクリック。PowerAppsのホーム画面が表示されて、開発環境の作成は完了です。
お疲れ様でした!
注意点は?
容量制限がある
開発プランはあくまでもテスト環境なので、使える容量に制限があります。
- 「フローの実行」は毎月750回まで
- 「データベースのサイズ」は2GBまで
アドオンを購入することができないので、容量制限以上に使用したい場合はライセンス契約が必要です。ライセンスはこちらの記事で詳しくまとめてあります。
90日間使用しない場合は自動削除される
開発者プランは、基本的には無期限で使用可能です。しかし、90日間非アクティブな状態が続くと、Microsoftによって開発環境が削除されてしまいます。このとき、Microsoftから通知が届きます。
職場・学校のメールアドレスが必須 (※回避方法あり)
開発者プランをサインアップするには、個人用のメールアドレスは使えず、職場または学校のメールアドレスのみが使えます。GmailやYahooメールでは登録できないので、注意が必要です。
開発者プランはPowerAppsを試すのに最適
開発者プランは、PowerAppsを無期限・無料で使えるプラン。PowerAppsをはじめて触る方や、本格的にPowerAppsを勉強したい方におすすめです。
簡単にサインアップできるので、ぜひ試してみてください。